2007年11月アーカイブ
ある映画監督が、語ったという。
「映画の半分は、音楽である」と。
1987年、単館上映された押井守の初実写監督映画「紅い眼鏡」。あまりに低予算の映画だったため、押井監督は、音楽を無名のスタジオ・ミュージシャンに発注する。これが、押井監督と川井憲次の出会いだったという。以来、「機動警察パトレイバー」や「攻殻機動隊」「アヴァロン」など、押井映画に彼の音楽は欠かせないものとなった。
やがて、中田秀夫監督映画「リング」の映画音楽がハリウッドで評価され、現在では外国からの作曲依頼も増えている・・・。
残念なことに、川井憲次を知っている人が、私の周囲にはあまりいない。
映画やドラマを観た時、タイトルと監督や俳優の名前は記憶に残っても、脚本家や作曲者を気にかける人は少ない。
だが、私は「縁の下で職人芸を発揮する人こそプロだ」と、ついファンになってしまうのだ。
東宝特撮映画に伊福部昭がいるように、宮崎作品には久石譲がいて。「東京ラブストーリー」を盛り上げたのはカンチでもリカでもなく日向敏文の音楽だったのではないか・・・と。どうしても、そういう目で(耳で?)「音楽」を鑑賞してしまう。
だから、私にとっては「音楽の半分は、映像と物語」によって補完されている、と言えるかも知れない。
今夜、友人を誘って「パシフィコ横浜・国立大ホール」で催された川井憲次のコンサートに行ってきた。
題して、Cinema Symphony。
フルオーケストラ、混声合唱団、和装の民謡集団、和太鼓・・・ゲスト・ヴォーカルに、坂本美雨、ポーランド人のソプラノ歌手。映像と美しい旋律に酔いしれた休日の夜でした。
何年、いや十数年ぶりに、東京モーターショーを訪れた。
「ワールドビジネスサテライト」で紹介されたある調査によると、「車は移動手段の一つに過ぎない(44%)」と割切る傾向が強まり、乗用車の国内需要が冷え込んでいるそうだ。番組中、若者たちは「電車でどこでも行ける」「電車の方が時間通りに着く」などとインタビューに答え、「だからクルマは必要ない」と言っていた。
(「デートするのにクルマが必要」と答えた若者は、わずか1%なんだと !)
しかし、だとすると、このモーターショーの盛況は何なんだろう。早朝から、入口には長蛇の列。やっと会場内に入場しても、まるで通勤ラッシュ並みの人、人、人の波。ゆっくりクルマを見物するどころの騒ぎではない。
写真は、東京モーターショーの開幕とともに日本でもデビューした「MINIクラブマン」。BMWが、現行MINIの車長を240mm延ばし、後部の観音開きドアがユニークな新しいバリエーションを投入して来た♪










最近のコメント