去る2月19日・20日の二日間、独特なスタイルの双胴高速フェリーが横浜大桟橋に入港。 工場夜景ジャングルクルーズの待ち時間に、パチリ♪ 一見するとトリマラン(三胴船)と錯覚してしまうが、「ウエーブピアサー」という最新型の双胴船で、外側の非常に細い2つの船体で浮かんでいる。船長112m、排水量10,700t。 4基のウォータージェット推進器によって約36ノットの高速をたたき出す。 建造はオーストラリアのインキャット・タスマニア社。日本製でないのが残念だ。 もともと2007年に、青森ー函館間のカーフェリーとして姉妹船「ナッチャンRena」とともに就航したものの、高い運用コストと燃料高騰の影響で一年後にあえなく運休してしまった。調べてみると、昨年3月に横浜・函館開港150周年を祝って横浜港へ初入港したとのこと。今回は「東北新幹線青森延伸」を記念して2度目の横浜入港だ。(クルーズもあったそうだ。知らなかったなぁ) 僕は、この船の未来的なスタイルが気に入っている。 しかしながら、この船にこの塗装はどうなのかな? こんな化粧じゃ“せっかくの美人が台無し”じゃないか。
YOKOSUKA軍港めぐりの続き。 吾妻島を左に見ながら、自衛艦隊司令部のある船越地区へ。 すると、見慣れない塗装の護衛艦が係留されている。 全身・・・ではなく、”全艦”白い縞模様が描かれている。 主砲の砲身は撤去されているが、マストやレーダーなどの電装はまだ現役時代の姿をとどめているように見える。実は、改造され「標的艦」となった元護衛艦隊旗艦「たちかぜ」の姿だった。 「たちかぜ」は、ミサイル護衛艦としての役割を終え2007年除籍された。その後、横須賀に係留。昨年(2008年)一年かけて、”最後のご奉公”の準備がなされたという。 除籍された艦艇の多くは、スクラップとして売却され解体される。だが、本艦のように標的艦として処分されることもある。標的艦とは、新型兵器の実験台として、文字通り「標的」つまり「的(まと)」にされる。縞模様に見えたのは、1m間隔に塗装された白い線で、ダメージや浸水の状況を判別しやすくするためのものだそうだ。 データを提供し、自らは穴だらけとなって海底へ没する。沈没した海底で、今度は「魚礁(ぎょしょう)」として第二の役割を果たすそうである。
三連休のまんなか。 快晴の今朝は、横須賀ヴェルニー公園へ向かう。 これが噂の新型護衛艦「ひゅうが」の姿だ。3月18日に、IHIマリンユナイテッド横浜工場から海上自衛隊に引き渡されたばかりのヘリコプター搭載護衛艦。 全長197m、全幅33m、基準排水量13,950t(満載では推定18,000t)の「ひゅうが」は、自衛隊が保有する護衛艦のうち最大の大きさだ。 全通甲板の外見から「航空母艦(空母)」と誤解されがちだが、空母ではない。ヘリコプターが発着艦できるだけで、戦闘機や爆撃機を運用する能力はない。また、耐熱甲板ではないため、ハリアーII やF-35Bのような垂直離着陸(STOVL)機なども運用できない。米国海軍のワスプ級強襲揚陸艦(40,000t)と比べてもコンパクトな艦である。 ヴェルニー公園に隣接する「ダイエー・ショッパーズ」まで来ると、「YOKOSUKA軍港めぐり」の乗船所ができていた。 「軍港めぐり」といえば、かつて拙ブログで特集(?)したこともあったっけ。その時は、夏休みや連休中の期間限定で、乗船場所も三笠公園だった。今では、毎日4回定期運行されている。しかも「ダイエー・ショッパーズ」前から乗船できるから便利になった。運賃は、大人1,200円(子供600円)。一回の周遊時間は約40分ほどだ。 米軍基地の中はアメリカの領土である。米国海軍が占有している横須賀海軍施設はカリフォルニア州ということになっているらしい。 一般の日本人は、ふだん基地内に立ち入ることは許されないが、年に数回だけ一般開放される時がある。来る4月5日「日米親善よこすかスプリングフェスタ」で開放されるそうだ。ご興味のある方は、詳しく調べて行ってみてはいかがだろうか? (アメリカ気分が味わえるよ)
週末のアフターファイブ。 久しぶりにディープな(?)飲み会に出かけた。 中年の聖地・新橋。小雨のなか「大連酒楼(大連本場料理)」 という店に、「模型好き」の”おっさん“ばかり8名が集結した。 皆さん(会社では)それなりの立場にある方々の集まりなのだが、乾杯してしまえば、すぐに「立場」とか「役職」とかは関係なくなった。いい飲み会だなぁ、と直感的に思った。 最近ゲットした「掘り出し物」を披露する方、少将だったおじいさまの「勲章」(実物!)」を持参された方。「チェルノブイリ(えっ?!!)」や「F14に同乗して空母から発着艦した(何ですと?!!!)」体験談を語ってくれた方。・・・「模型」が出発点ながら、それだけには留まらない強者ばかり。とにかく話のネタが尽きない。 中学時代を最後に模型作りから遠ざかっている僕は、昨年訪れた「パールハーバー」「すばる」「CERN」のほか「観艦式」「総合火力演習」などの写真や紀行談を披露した。 今回、はじめてこの会に誘ってくれたN先輩は、最近オークションで落札したという「海軍航空隊の腕時計(レプリカじゃなく、本物!)」をさりげなく身につけている。実は、知る人ぞ知るコレクターだったということを知った。 会社関係の飲み会というと、「上司に気を使う」「愚痴や文句ばっかり」「生意気な後輩にウンザリ」・・・なんていう場面をすぐ連想してしまって辟易するのだけれど、今夜の飲み会は、久々に楽しかった。 不景気な世の中で、不景気な話ばかりしているのは、やはり良くないと思う。 その点、今夜は「仕事」じゃなくて「趣味」で集まった、という所がミソかも知れないなぁ。 自分をどこまで貫くか、という点において、 仕事は「1割」満たされれば、「9割妥協」して納得する(無理にでも納得しなければやってられない)。あ、ただしこれ「いい加減に」仕事するということじゃない。仕事で収入を得ているわけだから、真剣に取り組むのは最低限の前提です。ただ、自分が100%納得できることばかりじゃない(寧ろ納得できない場面の方が多い)、ということ。 それに引き換え、趣味は1割どころか「1%だって妥協しない」し、したくない。1%の不純物もない。そこには、子供のようなピュアな心が宿る。・・・と思うのであります。 いい歳をした大人が、無邪気に何かに熱中するのは、なかなか素敵だなと思うしだい。
今日から押井守監督の最新作「スカイクロラ」が封切られる。「日テレ Go!Go!キャンペーン」でにぎわう汐留では、NTV前のイベント広場に、映画の主人公が搭乗する戦闘機「散香(Sanka)」の1/2スケール模型が展示されている。これがなかなかカッコいい! 単発レシプロ機は、普通プロペラが機首についている。だが、この「散香」はプッシャ式といって、エンジンとプロペラが機体後方にある。第二次世界大戦の兵器に少しでも興味のある方は、大戦末期の幻の日本海軍戦闘機「震電」を連想するのではないだろうか? まさに「震電」を「フォッケウルフ」のディテールでブラッシュアップしたようなその姿。 やっぱりカッコいい! 美しい!! たまらず、朝まだ人もまばらな時間にパチリ。 ●旧日本海軍/試作局地戦闘機「震電」 B29迎撃用として、最大速度740Km以上を目標に開発された試作機。従来型戦闘機と異なり、プッシャ式にすると、武装を前方、エンジン及びプロペラを後方に配す事で機体をコンパクトにできる。また、武装を機首に集中できるため重量バランスも良い。だが、未解決の課題も多く、諸外国でもプッシャ式戦闘機の試作は行われたものの、時すでにジェット戦闘機の時代へ移行しつつあった。結局、「震電」の初飛行は終戦間際の8月3日。その性能は謎のまま廃棄された。現在でも「仮想機」としてファンが多い機体だ。
