一眼レフな時間の最近のブログ記事
見学二日目は、つくば駅で集合。再びチャーターバスでKEKつくばキャンパスに向かう。
圧巻だったのは、やはり「前段加速器」だろう。研究施設としては、すでに旧世代のものだが、銀色の巨大な空間におさまるコッククロフト・ウォルトン加速器の存在感はため息ものだ。
4月に訪れたジュネーブのCERNでは、同様の加速器が記念オブジェとして屋外に置かれていたが、こうして屋内で見上げると非日常感が増幅されて断然「絵になる」。
参加メンバーの誰もが、ここではみな我を忘れてシャッターを切っていた。
つくばキャンパスでは、「Bファクトリー」と呼ばれる世界最強クラスの加速器実験施設がある。そのBファクトリーで生成されるB中間子を収集して、その崩壊過程で出てくる素粒子を観測するのが「BELLE(ベル)測定器」だ。
そのBELLE測定器の分厚い壁(扉?)が、この日は両側に開いていた。しかも、この日は特別にビームの衝突点の間近まで近づいて見学することができた。(こんな幸運は、そう滅多にあるものではない) とにかく、興奮していたのは僕だけではなかったと思う。
今回、こうした貴重な見学の機会をくれた開田ご夫妻、僕らのような素人集団にも楽しめるよう懇切丁寧にご案内いただいたKEKの先生たちに只々感謝だ。(本当に有難うございました!)

ふと思い返すと、今年は、1月のすばる望遠鏡(ハワイ)を皮切りに、CERN(ジュネーブ)、そしてKEK(東海&つくば)と、現代科学最先端の施設を次々と見学してきた。自分でも思いもよらぬ人脈が広がり、またお世話になってきた。この貴重な体験は、ブログではとても語りきれない。いずれ少しづつ整理してまとめられないかなぁ、と漠然と考えております。
その他の写真は、Flickr!のスライド・ショーでどうぞ。
「加速器の夜」がご縁で知り合ったクリエーター開田ご夫妻から、KEK:高エネルギー加速器研究機構の特別見学会を行うとの案内をいただき、月曜と火曜の二日間「夏休み」をとって参加した。
今回の見学は、開田ご夫妻の人脈で集まったクリエーター系の面々ばかりが約40名ほど参加。チャーターバスを仕立てて、KEKの最先端実験施設を見学しようというもの。(映画監督の樋口氏や庵野氏も参加していたよ)
バスの中では、6月の「加速器の夜」でご一緒した山下先生(東京大学素粒子物理国際研究センター)、藤本先生(KEK 素粒子原子核研究所)との再会を喜んだ。お二人は、KEKまでの道中、これから見学する施設や装置についていろいろお話をしてくださった。
東海キャンパス/J-PARCでは、強烈なインパクトでKEKの名物博士(らしい)多田将理学博士が登場。通称"SHOさま"の熱のこもった解説と案内に、参加者のハートはたちまちハイテンションに。「素粒子物理学」や「加速器」という非日常な世界もさることながら、物理学者の先生たちの強烈な個性。実に面白く魅力的なのだ。
今年、僕がこれほど短期間のうちに「素粒子物理学」や「加速器」の魅力にハマってしまったのも、「加速器の夜」で偶然出会った先生="ヒトの魅力"に依るところが大きいと感じる。
もし、小中学生の時に、山下さんや藤本さん、多田さんのような方々が理科の先生だったら、僕は理系の道に進んで、ひょっとしたら今ごろ別の人生を歩んでいたかも知れないなぁ。

芦ノ湖畔のホテル「ザ・プリンス箱根」に隣接する「箱根園駅」から駒ヶ岳ロープウェーで山頂を目指す。夏は山々の緑が深い。約7分間の空中散歩で、海抜1,327mの駒ヶ岳山頂に到着。気温18℃。猛暑が続く下界が嘘のように爽やかな風が吹き渡る。周囲一面、刻々と流れる濃い霧に包まれて、富士山はおろか眼下にあるはずの芦ノ湖のパノラマも霞んで何も見えない。
しかし、逆に現実世界から異空間に迷い込んだような感覚が自然と演出されて、不思議とわくわくする。そいうえば、箱根は古(いにしえ)より山岳信仰の聖地だ。駒ヶ岳を主峰として、その隣の神山(1,437m)がその名の通り「神の山」=霊山とされている。

駒ヶ岳山頂には、2005年9月に廃業となった駒ヶ岳ケーブルカーの山頂駅が廃墟となって残っている。また、まるで加速器施設を連想させる謎の廃墟も。かつてスケート場とレストランだったとのこと。こうして霧に包まれたその廃墟は、中国かロシアの秘密基地のようでもあり、核戦争後に朽ち果てた街の残骸のようでもあり、なんだか「ウルトラQ」のワンシーンを彷徨っているような気分だ。
"天から白馬が降り立ち、岩肌にその姿を刻んだ。その蹄の跡とされる凹みは、どんな日照りになっても水が枯れたことがない。"
・・・
そんな伝説が残る馬降石が鎮座まします山頂には、孝昭天皇の頃、聖占上人が神仙宮を祀ったという。 現在その場所には、1964(昭和39)年に堤康次郎の寄進によって再建された「箱根元宮」があって、芦ノ湖畔の「箱根神社」の奥宮として登拝者の参詣を受けている。
日曜日に行った「見学ナイト」の写真を、さらに整理してFlicker!にアップしてみた。
900枚(現地撮影枚数)→500枚(講演使用枚数)→120枚(今回!)まで厳選(?)。
よかったら、お楽しみください。
■講演前半の写真より・・・ATLAS(地下100mの巨大測定器)、Microcosm(CERNの常設展示館)、チームASACUSA(減速器による反水素の研究施設)ほか
Created with Admarket's flickrSLiDR.
四季折々に豊かな表情を見せるこの庭園、いまは染井吉野がちょうど見ごろの満開だ。
庭園では、4月3日から6日(明日まで)の三日間、特別に閉園時間を21時まで延長して夜桜のライトアップを行っている。
お花畑は、黄色い菜の花が、これまた満開。どんどん陽が落ちて、芳梅亭の白壁に照明が映える。汐留の高層ビル群の明かりが汐入の池の水面に反射する。中島の御茶屋には、縁台で抹茶と和菓子とともに夜桜を楽しもうと人々が列をつくる。
まるで手まねきしているような桜の枝。ライトアップされると、染井吉野の淡いピンクの花がいっそう艶やかに感じられる。老いも若きも思い思いのポーズで写真を撮っている。やはりカップルが多い。いいなぁ〜。
老木「三百年の松」も、光の色に映えて、今宵は何だか神々しく見えた。


























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